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＊視聴者の皆様へ―Shaft enterprise Japanからのお願い―＊
この度はShaft enterprise Japan製 共感映像『THE Eject -排出者-』のご利用ありがとうございました。
この映像コンテンツに収録されているムービープログラムは、一般家庭での視聴に用途を限定して販売されています。
レンタル及び中古品売買取引など、そのほかの目的による利用は著作権者の許諾が必要になります。
このムービープログラムに収録されている映像及び音声をその一部でも、著作権者の許諾なしに、複製、改変、上映、上演を行う事、及び放送、有線放送等により公衆に送信する事は法律により固く禁止されています。
なお、本作品はフィクションです。登場する人物、団体名、施設などは全て架空の物です。実在の物とは一切関係ありまｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓｓ
>>>>unknown: よお。
>>>>unknown: 随分長い間たのしんでたみたいだな
>>>>unknown: 時計を見るのを忘れてたか？>you
>>>>unknown: そうだ
>>>>unknown: 今日で"三日目"だよ
>>>>unknown: あんたがアウターワールドにもぐって、この共感映像を見始めてから
>>>>unknown: 手間を増やさないで欲しいね。俺は今、現実の方がずいぶんいそがしいんだ
>>>>unknown: …………
>>>>unknown: それにしても、ひどい内容だな、これ
>>>>unknown: 大げさにやりすぎだ。主人公の演技が、特に酷い
>>>>unknown: 俺はこんなに、情けないやつじゃない
[よくできていると思いますが]
>>>>unknown: …………
[まぁ、料理のシーンは、脚色しすぎだとは思います]
>>>>unknown: あそこはよくできてたよ。まったくお前の料理は最悪だよ
[…………]
>>>>unknown: …………
>>>>unknown: まぁ、いいさ
>>>>unknown: さて、問題はあんただ
>>>>unknown: 残り時間は?
[あと、48秒です]
>>>>unknown: エンディングを全部見なくてよかったな。
>>>>unknown: 見終わる前に、あんたのエンドクレジットがはじまる所だった。
[ホストの機能を制圧しました。いつでもいけます]
ありがとう、コーディ。
[どういたしまして、排出者(Ejecter)]
さぁ、現実に帰る時が来た。
…………
…………
まぁ、俺が言えた義理じゃないけど
現実世界だって、たまには――――
…………
いや、言わないでおくよ。
あんたはもう、わかってるだろうから。
手も足もあって
家族も友達もいる、あんたなら。
俺?
心配してくれてるのか? お節介なやつだな。
大丈夫だよ。
俺はこれからだ。
これから、取りもどす所なんだ。
だから、さぁ 現実に帰る時が来た。
さようならだ。おたがい、がんばろうぜ。
「お前を排出(Eject)する」
[...............ネットワークコネクションが切断しました]
[システムがクラッシュしました。再起動します]
[........再起動に失敗しました(Error:0x34457)]
[システムが自動的にシャットダウンします]
[システムシャットダウン.......5......4.......3......2.......1..........]
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世界は暗転し、ゲームの電源は落とされる。
>>>>再起動しますか？
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